知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2010-08-20 年金保険の税制どうなる?

■【 年金保険の税制どうなる? 】

〇 税制改正で年金受給権の相続・贈与税額を計算するための評価方法が変わりました。影響を受けるのは個人年金保険や変額年金保険のほか、死亡保険金を年金で受け取れるタイプの保険なども含まれます。

〇 これまで年金受給権の相続・贈与時の評価額はかなり優遇されていました。
 確定年金型の保険に加入し、年金受給権を家族が贈与された場合、評価額は40%ですみました。

〇 税制改正によって11年4月以降の相続・贈与については(1)解約返戻金相当額(2)一時金で受け取れる場合の一時金相当額(3)予定利率などを基に算出した額‐のいずれか多い金額を評価額とすることになりました。

〇 ただ相続税には生命保険金の非課税枠や控除枠がありますので、最終的に相続税がかかるかどうかは、他の資産の規模や評価額によって変わります。

 日経新聞 2010/8/15 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 人生で何度も遭遇する話しではありませんが、大きな額のお金が対象になりますし、注意しておきたい内容ですね。この税制改正で、相続・贈与税の対象になるかもしれませんし。

 例えば、61歳以降、毎年100万円を受け取れる10年保証期限つき保険の場合。これまでだと評価額は600万円と低く抑えられていたのに対し、来年4月以降は約1700万円となってしまいます。

 この仕組みが変わることだけはしっかり理解しておきたいですね。

 つい先日の最高裁の判決でも、遺族が受け取る年金について所得税を課すのは、相続税と所得税の二重課税に当たるという判決がありました。今後の税制改正の動きに注目したいですね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 ちょっと難しい話ですね。これはFP知恵の木でも、相続対策の場合利用していた手段の一つですが、使えなくなってしまいました。

 相続対策とは財産を引き継ぐときに税金がかかりますが、これを節税することをいいます。

 日本では相続税を払う人は4%しかいませんが、払う人はお金持ちというよりも土地持ちでお金に余裕があるケースはまれです。

 相続税対策で保険を利用しますが、持病があったり高齢だと入れないケースがありますが、この年金保険は死亡保険が目的ではなく年金受取が目的なので審査がありません。

 年金受取前に亡くなられた場合は年金保険が死亡保険に変わりますので、この点ではまだ利用することは可能です。

posted at 10:49:00 on 2010-08-20 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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