知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2010-05-21 月をまたいだ場合の高額療養費

■【 月をまたいだ場合の高額療養費 】

〇 保険証を使って治療を受けたとき、患者はかかった医療費の一部をその医療機関で支払います。現役世代の患者なら3割分を払うわけです。

〇 入院して大きな手術するような場合、3割といっても重い負担になります。そこで1ヶ月当たりの負担上限を定めたのが高額療養費制度です。

〇 高額療養費は1ヶ月ごとに計算する仕組みなので、1回の入院が月をまたぐ場合、医療費が2ヶ月に分割されます。

〇 合計すれば高額療養費の対象なのに、それぞれの月ごとでは対象から外れ、患者負担の増加となることがあります。

〇 また、1年間に高額療養費の対象となる月が4回以上あるときは、4回目以降は上限が下がります。

〇 現役世代で一般所得なら月100万円の医療費がかかっても負担は9万円弱で済むのです。

 日経新聞 2010/5/16 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 高額療養費の上限金額は、患者の所得によって変わってきます。一般所得者なら負担は9万円弱で済みます。

 昨今の景気低迷で低所得者に近い一般所得者が増えているそうです。厚生労働省は所得区分や上限のあり方を改めて検討中だそうです。

 大きな病気であったり入院は急にやってくるものです。民間の医療保険で備えるのも必要ですが、公的な医療制度をしっかり理解して把握しておきたいですね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 高額療養費の制度を知らないで、医療費を戻してもらわない人がとても多いのは現実です。

 理由は、誰も教えてくれない、自分で請求をしなければならない、この2点が大きな理由です。

 親切な病院にあたると、高額療養費制度に該当することを教えてくれる受付もあります。また会社の健康保険組合の場合は、自主的に処理してくれるケースもあります。

 といことで、病院でも教えてくれず(基本的には指摘しません)、健康保険
のほうからも指摘がない場合、自分で気がつかなれば医療費を戻し漏れているということです。

 高齢者の場合ほとんどこのケースにあてはまってしまうのではないでしょうか。

posted at 10:21:00 on 2010-05-21 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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