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2010-04-30 一時払い終身保険 保障性と貯蓄性が特徴
■【 一時払い終身保険 保障性と貯蓄性が特徴 】
〇 銀行窓口で販売される「一時払い終身保険」の人気が高まっている。解約
返戻金の利回りも比較的良いため「貯蓄商品」としても利用できるなど、保険を超えた活用方法があることが魅力のようだ。
〇 一時払い終身保険は、契約時に一括して保険料を支払い、死亡保障などが一生涯続く保険。死亡保険金は、払い込んだ保険料(元本)が保証され、運用利率などによってはさらに増える。
〇 途中で解約した場合の返戻金は、早期に解約した場合には元本を下回ってしまうが、一定期間を過ぎた後解約すれば元本を上回る。現在の低金利が続けば、結果的に銀行の定期預金より利回りが高くなる可能性もあり、貯蓄商品としても使える。
〇 一時払い終身保険は、生命保険に適用される、法定相続人1人当たり500万円の相続税非課税枠を活用できるため、相続対策として活用する人も少なくない。
読売新聞 2010/4/26 - より抜粋
■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】
銀行の窓口での保険商品の販売が解禁されてどれくらい経ったでしょうか。
一時払い終身保険という商品を始めて知りました。しかも年々販売額が伸びているんですね。
終身保険料を一時払いで支払うくらいなので、相当まとまったお金があり、余裕がないと加入しないと思いますが、まとまったお金を定期預金で預ける場合と比較検討するといいのかもしれませんね。
通常の終身保険だと早期に解約した場合には元本を下回ってしまいますが、一定期間を過ぎた後の解約であれば元本を上回るというのが人気なのかもしれませんね。元本と同額に戻るまでの期間が3〜4年の商品もあるようです。
相続対策にもなるようです。自分のライフプランにあった保険商品は様々ですが、新しい保険商品の情報も少し知っておいてもいいのかもしれませんね。
■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】
一時払い終身保険と一時払い変額年金保険を比較してみましょう。
・元本保証
一時払い終身保険:一定期間以上○
一時払い変額年金保険:満期まで持てば○
・相続対策法定相続人1人当たり500万円の相続税非課税枠を活用
一時払い終身保険:○
一時払い変額年金保険:満期までば○
・運用率
一時払い終身保険:あまり期待できない
一時払い変額年金保険:かなり期待できる。
一時払い終身保険に加入するのであれば、一時払い変額年金保険のほうが私はおすすめです。