知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2010-04-16 改正労働法が今月施行

■【 改正労働法が今月施行 】

〇 今年4月から会社員などの働き方が法制面で大きく変わったのをご存じだろうか。働き方の基本を定めた改正労働基準法が施行されたのが理由だ。

〇 月60時間を超す残業に対する賃金の割増率が50%以上に引き上げられたほか、労使で合意すれば年次有給休暇を時間単位で取得できるようにもなった。

〇 この改正を義務付けられる対象は大企業で、中小企業は法施行の3年経過後に適用を検討することになっている。

〇 代替休暇や有給休暇を時間単位で取得する制度はあくまで労使で導入するかどうかを決められるものでしかない。導入すれば企業の担当者の業務が増えるため、実際にはためらう企業も多い。

 日経新聞 2010/4/11 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 仕事と生活の調和を目指す試みとして、改正労働基準法が今月施行されました。働き方に関する法律だけに、敏感になっておきたいですね。

 まず大きいのは残業です。これまでは労働時間がいくら長くても残業の割増率は一律で25%以上になっていました。これが月60時間を超す時間外労働に関しては割増率が50%以上になった。

 もう一つは有給を時間単位で取得できるようになります。子どもの授業参観や家族の看病などを想定しているようです。正直、取得しやすいかどうかは疑問ですが、一日休むほどのことでない場合にはいいかもしれませんね。

 まずは大企業が対象になるようです。実際にそれぞれの職場に浸透するには時間がかかるかもしれませんが、働く人にとっては知っておきたいですね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 残業に対する賃金の割増率が50%以上。個人的な意見で怒られるかもしれませんが、残業は大きく2つに分かれるのではないでしょうか。

 1)会社命令での残業(例えば飲食店の人不足による残業など)

 2)残業手当目当ての残業・仕事の効率が悪く自分の能力不足による残業

 1のケースは割り増しOKだと思いますが、2のケースで残業割り増しいか
がなものでしょうか。

 日本の社会はおかしいところがあり、定時で帰るより残業をするほうがよく仕事をやっていると評価されがちです。しかしこれは場合によっては間違いではないでしょうか。

 同じ8時間でもAの人はBの人より仕事を2倍こなしているということはよ
くある話です。また、仕事はできる人に集中してきます。残業手当目当ての残業・仕事の効率が悪く自分の能力不足による残業割り増しは経営者がかわいそうではないでしょうか。

 先日テレビで見た話ですが、格安タクシー運賃500円がタクシー運転手の労働環境を悪くしているので法的に値上げすると決まったそうです。確か関西。

 ところが、現場のタクシー運転手さんは値上げにより乗車がへり、かえって長時間働をしなくてはならなくなったそうです。何を決めるのも現場の実態を把握・経験してから決めてもらいたいものです。

posted at 10:09:00 on 2010-04-16 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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