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2010-03-19 特老の待機者 全国で42万人超
■【 特老の待機者 全国で42万人超 】
〇 入所の申し込みをしても、入ることができるまでに「数年間待つことは珍しくない」という特別養護老人ホーム。
〇 厚生労働省の集計によると、特別養護老人ホームの入所待機者の数は全国で42万人に達している。
〇 要介護度別に見ると「要介護度3」の待機者が約11万人と最も多い。「要介護度4」「要介護度5」と要介護度が高いにもかかわらず、在宅での介護生活を余儀なくされている待機者も全体の16%に達した。
〇 都道府県別に見ると東京都4万3700人、神奈川県2万2800人など、施設整備が需要に追いついていない大都市圏の待機者が目立つ。
日経新聞 2010/3/14 - より抜粋
■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】
特別養護老人ホームの待ち行列は本当にたくさんいるようですね。知り合いが働いていますが、現場の仕事は相当辛いようです。介護の問題はそこで働いている人のケアも必要になるでしょうね。
この特別養護老人ホームが介護の全てではありませんが、自分に介護が必要になった時にどうなるかって少し心配になりますよね。老後の生活ってよく言いますけど、なかなか老人ホームの事を考えている人もいないと思います。
介護が必要になる前から、その準備は正直できるものではないと思います。ただ将来の老後において、介護という現実があるってことは理解しておきたいですね。そのうえで、資金的な計画もたてておきたいところです。
■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】
保育園の空きがないのも問題ですが、特別養護老人ホームの入所待機者の数は全国で42万人も大問題です。どちらも時期がありますので待っているわけには行きません。
それに対し、一般賃貸住宅の空室率は20%を大幅に超えているのをご存知ですか。
この事実があるのに、町ではこの時期新築賃貸住宅入居者募集が目に付きます。このアパートオーナーは危険ですよ。空室が将来待っています。
であれば、待っている人の多い、また今後も多くなる適正価格の高齢者賃貸住宅を作ればいいと思いませんか?このほうが経営もとても安定しています。(FP知恵の木は高齢者賃貸住宅建築を応援しています。)
土地を持っていてアパート経営を考えている方は是非FP知恵の木までご相談ください。アパート経営のコマシャールを見ますが、あれは私から言わせれば疑問だらけです。