知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2010-02-26 障害年金って?

■【 障害年金って? 】

〇 病気やケガで著しい視力障害、聴覚障害や歩行困難になるなど、障害等級が1級または2級と認定される重度の障害状態になった場合、国民年金の加入者には障害基礎年金が、厚生年金の加入者には障害厚生年金が支給されます。

〇 自営業者には障害基礎年金が、会社員には国民年金、厚生年金の両方から支給されます。

〇 1級の障害基礎年金は99万100円で、高校生以下の子どもなどがいれば2人目までは1人あたり年間22万7900円が加算されます。

〇 障害年金は初めて診察を受けた日から起算して1年6ヶ月を経過した日に一定の障害状態になると認定されれば支給されます。

 日経新聞 2010/2/21 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 普段加入している年金に、障害年金という制度があるということを知らない人もいるのではないでしょうか。基本のおさらい的な記事ですが、知っておきたい年金制度のひとつです。

 年金はどうしても老後への備えと考えてしまいますが、それ以外にも加入者が死亡してしまった場合の遺族年金や、重度の障害状態になってしまった場合の障害年金もあります。

 年金の未納問題がありましたが、遺族年金や障害年金という制度もあるので、ぜひ加入しておきたいですね。特に子供や配偶者がいる人には、年金が加算されますので。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 そうですね。生命保険にはこの障害に該当するものはほとんどありません。

 大切な人が死亡した場合もちろん精神的にショックですが、経済的には生命保険金や遺族年金などリスク軽減が充実しています。

 それに対しまさかの障害者になってしまった場合、精神的ショックに加え経済的ダメージが計り知れません。この意味でも毎度の話ですが、民間の生命保険に加入して公的年金を支払っていないというのは、まったく順番が逆ですね。

 もうひとつ意外としられていないのが、障害年金は初めて診察を受けた日から起算して1年6ヶ月を経過した日に一定の障害状態になると認定されれば支給ということです。

 これは長いですよ。これには意味があり、1年6ヶ月は傷病手当金(厚生年金加入者のみ)というものが支給されるからではないかと私は想像しています。

 これにも落とし穴があり、働けなくなった人を会社が1年6ヶ月も会社に席をおかしてくれるかという問題もあります。

 社会保険は教科書に書いてあることと現実とはギャップがあると最近感じています。これはやはり何件も相談を受け経験値を増したおかげだと思います。

 蛇足になりますが、資格や肩書きを持っていても教科書レベルでは役に立ちません。特に士業や病院の先生の場合、経験豊富な人を選ばれることをお勧めします。

posted at 14:46:00 on 2010-02-26 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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