知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2010-04-02 住宅ローン 急場しのぎ 将来負担増

■【 住宅ローン 急場しのぎ 将来負担増 】

〇 景気低迷で給料などの収入が減ると、毎月の住宅ローン返済が苦しくなる恐れがある。住宅ローンの返済支援策で、銀行に返済負担を軽くする相談をしやすくなった。ただ総返済額が増えるなど短所もあるので注意しよう。

〇 09年末から利用が広がった返済支援策は主に2つ。一つは返済期間を延長して毎月の支払額を減らす方法。延長は一般に住宅ローンの団体信用生命保険の保険期間の上限年齢まで可能だ。

〇 もう一つは返済期間は変えずに数年間だけ毎月返済額を減らす方法で、元金返済を最大でゼロにする。

〇 返済支援策を利用しても、借りたお金に利息を上乗せして返すことに変わりはない。返済期間を延長すればトータルの金利負担が膨らみ、目先の負担を減らせても、それは将来の負担増となって跳ね返ってくる。

 日経新聞 2010/3/28 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 法施行により銀行は、住宅ローンの返済に困る人から負担軽減の申し込みがあれば、できるだけ返済条件の変更などの支援策を講じるよう努める必要があります。これで銀行に相談はしやすくはなりました。

 本当に住宅ローンの返済が延滞しそうな場合は急いで相談した方がいいみたいです。延滞履歴は全国銀行協会が蓄積する個人信用情報に残ります。延滞が続くと「異動情報」として借入先以外の金融機関に開示されます。

 返済支援策を利用することは信用情報には残らないので、本当に返済できない場合は急ぐ必要がありそうですね。

 でもまずは家計を見直し、支出抑制などで対応できないか考えてみる。返済支援策で総返済額が増えることを知ると、支援策を使わずに家計支出を切り詰めることを選ぶ人が多いようです。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 たしかに住宅ローンの返済見直しについて、銀行は柔軟になりました。一昔前はまったく相手にもしてくれなかったのが事実です。

 住宅ローンの返済が苦しくなるパターンで多いのは、賞与返済で住宅ローンが返済できないパターンです。

 賞与額は変動しますので、賞与で住宅ローン返済は危険です。FP知恵の木では住宅ローンの賞与返済はなるべく避けるようお話しています。全額毎月返済が基本です。

 やはり賞与は自由に使えたほうが楽しみがありますし、賞与をとっておいて毎月返済に回したほうが健全です。

 その前に、住宅ローンが返済できなくなるということは、そもそも住宅購入金額が自分の身の丈に合っていなかったのだと思います。

 住宅購入は失敗するとほんとうに人生が台無しになります。

 ご相談を受け、ライフプランで40年間実際に試算するとわかりますが、今はいろいろな個人のパターンがあるのに気がつきます。

 晩婚・高齢出産・夫婦の年の差・年上妻・年金受取額・退職金の有無、実際に試算するとその住宅購入予算は高すぎる・もっと高額でもOKと試算してみて初めてわかります。

 FP知恵の木 不動産購入トクトク隊
 http://www.chienoki.com/goods02.php

 単純に年収だけで住宅購入予算を判断する銀行の住宅ローンは危険な場合があります。

posted at 14:37:00 on 2010-04-02 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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