知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2009-09-18 生保見直し 必要保障額割り出す

■【 生保見直し 必要保障額割り出す 】

〇 生命保険の見直しには「必要保障額」を知ることが欠かせない。保険料を減らして家計改善を考える人は多いが、保障を削りすぎると、万一の際に残された家族が経済的に厳しくなるためだ。

〇 一家の働き手が死亡したとして、遺族のその後の支出と収入の見込み額をまず算出する。そして、支出総額から収入総額を差し引いた残りが、必要保障額となる。将来の収入で不足する額を保険で補うということだ。

〇 初めに支出面。遺族の生活費は、働き手がいなくなる分、現状より減る。子どもの独立後は更に生活費が少なくなる。この生活費には住居費や子どもの教育費は含まないので、別途見積もる。

〇 続いて収入面。遺族年金や、働き手が会社員の場合は死亡退職金が見込める。預貯金や株式などの自己資産に加え、配偶者が有職か今後働く予定なら、その収入も見込む。

 読売新聞 2009/9/9 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 未曾有の不況の中、生命保険の見直しをして家計の改善をと考える人も多いと思います。1世帯が年間で払う生命保険の保険料は、平均約53万円という数字があります。見直したい数字ですね。

 単純に保障額を減らせば、保険料は安くなるだろうとは想像がつきます。しかし、どれくらいの補償額が妥当なのか知っておく必要がありますね。これが、今回の話題になっている「必要保障額」です。

 保険金に対して、必要補償額がとても少ない場合は、見直しの効果が大きいといえますね。

 もちろん、子供の有無や、教育費がどれくらいかかるか、など様々家庭の事情があると思います。それぞれの将来設計と比べて、保険の見直しができるか検討してみたいですね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 「必要保障額」とはとても大切な考え方です。

 保険を保険料の大小で決める方が少なくありませんが、本来この「必要保障額」を算出して、そこから割安な保険商品や保険会社を探すのが正しい手順です。

 保険会社もこの「必要保障額」を算出しますが、多くのところは公的年金である遺族年金の支給を加味しないで「必要保障額」を算出しているのが目につきます。

 これは保険会社にとって「必要保障額」が高ければ、高い保険料の商品を売り込めるからです。

 また、持っている財産を保険会社が聞くこともありませんし、客側も話したがりません。

 しかし、1億円の土地をもっている人と貯蓄も資産もゼロの人では、やはりこの「必要保障額」は1億円の差があります。資産家のほうが保険に多く加入しているケースが多いように感じますが、本来は逆ですね。

 一番保険加入が適当な人は、貯蓄ゼロ、自営業者、賃貸住宅の人が「必要保障額」が最も高くなり、加入すべき保険金も高くなくては遺族が困ります。

posted at 13:30:00 on 2009-09-18 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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