知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2009-05-29 年金受給、共働き・男単身世帯は現役の4割以下

■【 年金受給、共働き・男単身世帯は現役の4割以下 】

〇 厚生年金の受給額について、厚生労働省がまとめた新たな試算結果が明らかになった。

〇 妻が専業主婦のモデル世帯では、「現役世代の5割確保」が2050年度時点でも辛うじて達成できるものの、それ以外の世帯はすべて5割を切り、共働きや男性単身世帯では4割を下回る。

〇 さらに、いったん受給が始まった年金の実質価値が次第に低下し、現在65歳のモデル世帯の場合、10年後には月1万8000円も目減りすることがわかった。

〇 共働き世帯の場合は、現時点でも、現役世代の共働き夫婦の48・3%。50年度では、39・9%にまで低下する。給付水準が最も低いのは、男性が単身で40年間働いた場合で、50年度には36・7%となる。

 読売新聞 2009/5/25 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 2050年度での厚生年金受給額の試算ですが、残念でならない数字がでましたね。共働き、男性単身者の人は現役世代の4割以下となる予想。

 平均的な収入で働いた会社員の夫と、ずっと専業主婦だった妻をモデル世帯と想定した場合には、かろうじて現役世代の5割を確保できるそうです。共働き、単身者の人は納得いかないですよね。

 毎回この試算が発表されるたびに、どんどん給付額が厳しくなっていっている気がしますよね。

 社会保険庁のホームページで、年金額を簡易に試算できるページがあります。だいたいどれくらいの年金が受け取れるかをシミュレーションできます。

 ○自分で出来る年金額簡易試算
 → http://www4.sia.go.jp/sodan/nenkin/simulate/top.htm

 本当に生活できるんだろうかと不安になる数字になったりします。現役世代の5割も絶対にいかない気がしてくるのは私だけでしょうか・・。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 「現役世代の5割確保」という意味がよくわからないのですが、例えば現役世代の年収が500万円だとすると250万円ということなのでしょうか。

 この5割確保とか4割を下回るというのは、それはそれで意味があるのだと思いますが、個々人に当てはめた場合、生活は収入と支出とのバランスです。

 FPとして是非知っていてもらいたい重要事項が2つあります。

 ・子供が成人するとき夫は何歳か
 ・住宅ローンは何歳で終わるか

 収入が少なくても、支出が少なければ生活に問題はありません。この支出でなんといっても大きいのが、子供の教育費と住宅関連支出です。

 ・子供の教育費年100万円
 ・住宅関連支出年100万円

 とすると、年収500万円−200万円で生活費は年300万円。

 これと年収300万円で教育費・住宅関連支出0とではイコールのようですが、所得が低い分、税金や社会保険料が低くなるので後者のほうが手取りが多くなります。

 男性は結婚30歳で55歳のときには子供が成人している、さらに住宅ローンは55歳までに完済する。これが理想ではないでしょうか。


posted at 11:20:00 on 2009-05-29 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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