知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2009-02-27 自営業者の公的年金は

■【 自営業者の公的年金は 】

〇 自営業者の公的年金としてはもともと、国民(基礎)年金しかありませんでした。国民年金は40年保険料を払い続け満額をもらったとしても月に約6万6000円にしかなりません。

〇 サラリーマンであれば、基礎年金に加え厚生年金が受け取れます。勤め先によっては企業年金を設けているところもあります。

〇 これでは自営業者との格差があまりに大きいとして、自営業に上乗せの年金を支給するために1991年に始まったのが国民年金基金制度です。

〇 加入は任意。年齢などに応じて決まっている掛け金を支払えば老後に年金が受け取れます。

 日経新聞 2009/2/22 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 国民年金基金は、自営業者などの国民年金加入者が、より豊かな老後を過ごすことができるよう、国民年金(老齢基礎年金)に上乗せした年金を受け取るための公的な年金制度です。

 国民年金だけでは老後の生活が厳しいのは分かります。老後に備え、貯蓄をするのも大事なんですが、この国民年金基金で備えるのもメリットがあるようです。

 国民年金基金の掛金は、全額所得控除の対象となり、所得税や住民税が安くなります。他の個人年金が年額5万円までしか所得控除されないのに比べても断然有利です。税制面での優遇は大きなポイントですね。

 厚生年金でない人は、プラスアルファの部分で検討してみてもいいのではないでしょうか。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 国民年金は40年保険料を払い続け満額をもらったとしても、月に約6万6000円しかもらえないですよ。

 また、きっちり40年間すべて支払っている人も少ないでしょう。月に6万円では生活できないでしょう。

 私も自営ですが、自営業者で大きく勘違いしていることが、自営業者は定年がなくいつまでもバリバリ稼げると思い込んでいることです。実際は仕事がなくなる・体が動かなくなる等で収入が途絶える人をたくさん見ています。

 国民年金基金の事務所を昨年訪ねしたが、何と加入者は確か6%ぐらいしかいないそうです。これでよく公務員を雇いやっていっているなという感じです。完全に税金の無駄使いじゃないのと思いました。

 話がそれてしまいましたが、自営業者の老後は自分が働き続けられることを前提に準備を怠ると、たいへんな落とし穴にあう可能性があります。

 私も現在自営業者ですが、国民年金の他に小規模企業共済という退職金積立のようなものにちゃんと加入しています。自営業者は国民年金の他に何か別の老後資金を積み立てることをお勧めします。

 国民年金も加入していないとなると論外ですよ。


posted at 19:41:00 on 2009-02-27 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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