知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2009-01-30 知っておきたい確定申告のツボ 住宅減税

■【 知っておきたい確定申告のツボ 住宅減税 】

〇 住宅ローンを利用して住宅を取得または増改築した場合、一定の要件を満たしていれば、確定申告をすることによって税金を安くできる。

〇 08年入居の場合、年末のローン残高のうち2千万円までの部分について、その一定割合の額を所得税額から差し引いてもらえる。合計の最大減税額は160万円。

〇 注意したいのは、減税を受けられる期間が10年と15年の二種類あり、どちらかを選ばなければならないことだ。合計の最大減税額は160万円で同じだが、15年の方が一年当たりの最大減税額は小さくなる。

〇 10年を選んだ場合、毎年の年末ローン残高が2千万円以上あれば、1−6年目はその1%、7−10年目は0.5%の減税を受けられる。今後十年間にそれだけの納税額があると見込めるならば10年を選択して早めに減税を受けるのが得策だ。

〇 15年を選ぶと、その間に返済が進み、年末ローン残高が2千万円を下回る年が出ることもあり得る。

 日経新聞 2009/1/25 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 住宅ローン減税は政府も景気対策の一環として力を入れており、これを利用しない手はない。年間の最大減税額も20万円とかなり大きいので、ぜひ確認しておきたい制度ですね。

 現行の制度では、期間10年と15年と選ぶことができます。年末時点での住宅ローン残高に対して何%が減税されるかが異なります。

 住宅ローン減税は、あくまでも所得税からの減税になるので、自分の納税額を見越して期間を選択する必要があります。納税した所得税以上の金額は返ってこないということです。

 昨年で打ち切り予定だったこの制度ですが、今年以降も延長され、さらに最大控除額等が拡充されることになっています。年間の減税額も最大60万円に増えるようです。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 住宅減税もあの手この手でだしてきますが、だんだん複雑になりますね。

 よく、10年と15年どちらが良いか聞かれますが、分かりやすい答えは最近もらった源泉徴収表の一番右にかいてある所得税の金額が、20万円以上であれば10年選択が良いでしょう。

 ただし前提は今後10年間も20万円以上あるという前提です。

 忘れてはいけないのが、住宅減税で所得税から引ききれない人は住民税から税金を戻してもらえることです。分かりやすい答えは最近もらった源泉徴収表の一番右にかいてある所得税の金額が0であれば、住宅減税を住民税から戻してもらえると判断してよいでしょう。

 給与計算や年末調整のお手伝いをしていますが、住宅減税で所得税から引ききれない人は住民税から税金を戻してもらえますよと、親切に教えてくれることはまずないでしょう。

 住宅減税を受けている人は、ぜひ源泉徴収表の所得税が0になっていないかチェックです。


posted at 19:34:00 on 2009-01-30 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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