知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
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2008-08-29 地震保険の選び方 共済や100%補償型も

■【 地震保険の選び方 共済や100%補償型も 】

〇 地震による自宅の倒壊や火災のリスクに改めて関心が集まっているが、意外と知られていないのが、火災保険に入っていても地震に関しては本格的な補償は受けられないこと。

〇 地震に本格的に備える商品の代表格は、政府と民間が運営する地震保険。普通の火災保険では、地震で自宅が火事になっても、お見舞金的なものが出る程度だが、地震保険に入っておけば、もっと大きな補償を受けられる。

〇 地震保険は火災保険の50%までしかかけられないが、それでは不安という声もあり、民間損害保険会社は、もう50%分を上乗せして100%補償を可能にする特別な商品も扱い始めた。

〇 共済では、全労災にも「自然災害保障付火災共済」という商品がある。地震補償は火災の5分の1で地震保険より低い設定。これも料金は全国一律だ。出資金を払えば原則だれでも使える。

 日経新聞 2008/8/24 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 地震大国ニッポンに暮らす我々としては、備えが無いのは不安で仕方がない。中国の四川省に続き、東北地方でも大きな地震があり、地震保険への関心が高まっています。

 地震保険にも色々な種類があったり、補償内容が異なったりするのですが、おおまかに3つのニーズ別に分けた考え方がすごく参考になります。

 第一に、できるだけ負担を抑えたい場合。全労災の自然災害保障付火災共済、地震保険のうち火災保険の3割をかけるタイプなどが候補。

 第二に、その程度では不安という人は地震保険で火災保険の5割をかけるのがいい。

 第三に、できるだけ完全に近い備えを望むなら、地震保険の100%タイプを選択する。ただ費用はかなりかかる。

 保険料はできるだけ安い方がいいのは当然なんですが、実は加入していなかったなんてことが無いようにはしたいですね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 地震保険について最近FP知恵の木にご相談があり、とてもタイムリーです。あまり相談が多い分野ではないので、これを機にいろいろと調べましたが、あいかわらず保険は落とし穴が多いことがわかりました。

 まず、地震で家が崩壊した場合、建て替え費用の50%であるということをほんとうに認識しているでしょうか。

 これは、自分で50%にしたわけではなく、強制的に50%になっているのでしかたがないと思いがちですが、これが自分たちのニーズにかなっているのでしょうか。

 次に、民間損害保険会社は、もう50%分を上乗せして100%補償を可能にする特別な商品も扱い始めました。とありますが、私の知っている範囲では地震で火災になった場合のみ100%支払いと聞いています。

 地震保険は火災保険よりも保険料が高いので、自分が加入している地震保険の保障内容がほんとうに自分にとってあっているものかどうか、一度確認したほうがよいと思います。

 さらに言えば販売している損害保険会社の人も、地震保険支払いなどほとんど経験していないので、かなりいい加減であると考えたほうが良いですよ。


posted at 15:33:00 on 2008-08-29 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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