知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2008-07-18 どうする家計 預貯金、目減りの危機

■【 どうする家計 預貯金、目減りの危機 】

〇 食料品やガソリンなど身の回りの物価が本格的に上がっている。消費者物価指数は2007年10月以来、8ヶ月連続で上昇し、生活実感からは「もうデフレではない」と思える状況だ。

〇 メガバンクの預金金利は一年物の大口定期で0.40%で、課税後は0.32%。物価上昇が今後も過去8ヶ月の平均ペースで進むと、預金金利が物価上昇率より低くなり、1000万円の定期預金は一年後、実質的に約4万8千円、目減りしてしまう。

〇 今日は手元のお金で買えるものが、預金すると将来は買えなくなる。これが預金金利が物価上昇率よりも低い、つまり預貯金が実質的に目減りする意味だ。

〇 ポスト・デフレの環境下では、何もせずに預貯金に置いておくと、金融資産の目減りは避けられない。

 日経新聞 2008/7/13 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 定期預金に預けていれば安心なんて思っていましたが、実質的に預貯金が目減りしてしまうなんて驚きでした。こんなことが起こるなんて全く知らなかったので、今知って良かったと思っています。

 例えば、子どもの教育資金。大学4年間の授業料として400万円を定期預金に年利0.5%で預け続けると、18年後には438万円になります。しかし、授業料が年1%値上がりし続けると、18年後には478万円になり、差し引きで40万円の資金が不足してしまいます。

 物価上昇のピークはこれからと言われています。生活必需品、身の回りの物が次々と値上げする中、預貯金金利の上昇はちょっと見込みが薄いですしね。

 預貯金などの資産だけではなく、住宅ローンなどの負債も見直しておかないと怖くなってきましたね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 食料品やガソリンなど身の回りの物価が本格的に上がっているのは確かですがですが、世界的に見れば日本は物価が上がっていない安全な国と理解されています。

 世界的な物価上昇は日本の比ではないということです。ということは、日本も世界並みに物価が上昇してもおかしくはないということです。

 いままでの常識では、物価が上がる=給与が上がる=株が上がる=金利も上がる、でした。

 上記の中で物価だけが上がっているのが現在の状況です。これがこのまま続くと恐ろしいことになります。

 個人的にはガソリンもバブルで、近い将来急落すると思いますが、食料不足と地球温暖化は不気味です。

 今の若い人は、昔の日本人のように同じことをやっていればみな幸せになれる時代ではないと思います。自分で考え、自分で将来の設計をしなければならない自己責任時代になっていると思います。


posted at 15:16:00 on 2008-07-18 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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