知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2008-06-06 住宅ローン保険は3タイプ

■【 住宅ローン保険は3タイプ 】

〇 住宅ローンを借りる人にとって気になるのは、死亡や病気、ケガで借金が返せなくなるリスク。それに備えるためにはどんな保険があるのか。

〇 各行ともほぼ共通なのが、病気や事故などで死亡した場合の保障だ。死亡時に保険金でローン残高を事実上帳消しにする団体信用生命保険(団信)という保険を用意しており、普通は加入をローン利用の条件としている。

〇 次に、一定期間の返済額を支給するタイプ。病気やケガで働けなくなった場合などに、一定期間保険金を払い、ローン返済を事実上肩代わりする。保険料は、月ごとの返済額など一万円につきいくらという形で決まり、毎月払う。

〇 最後に、以上の「借金帳消し型」と「一定期間返済額支給型」の機能を併せ持ったのが、「折衷型」だ。三大疾病に糖尿病など4つの病気を加えた。免責期間後にこれらの病気でいかなる仕事にも就けない場合、まず一年間は返済額を支給。その後はローン残高をゼロにする。

 日経新聞 2008/6/1 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 住宅ローンの保険といえば、団体信用生命保険が一番有名ですが、最近では三大疾病保障が付いた住宅ローンなども登場しています。病気やケガになった場合の保障内容を手厚くした住宅ローン保険が他にもいっぱいあります。

 人生で最大の買い物といわれる住宅購入。その住宅ローンなので、万が一のときのことを考えるのは当然です。しかし、保険はあくまでの住宅ローンの付属品にすぎません。

 日本人の感覚として、一緒にセットで申し込んだ方がお得な感じもしますが、まずは本質のローン金利や返済方法などしっかり調べることが大事だと思います。住宅ローンの金利ってちょっとの違いで、返済額が大きく違ってきますからね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 万が一に対する保険。

 万が一とは確率で言うと、0.01%ということです。これは冗談ではなく、人が死亡するということは若い世代ではこのくらいの確率であるということです。

 それでは、事実を検証してみましょう。
 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai05/kekka3.html

 平成17年の死亡数は108万4012人だそうです。そのうち、30歳代の10年間で死亡した人は13,421人、確率は0.012%です。30歳のご主人に死亡保険を掛けるということは、本当に万が一に対する保障なのです。

 FP知恵の木に保険でご相談に来る人によく言うのは、多分あなたのご主人は死亡しないと思いますよ、と言うとみなさんニコニコしますが、上記のように根拠のあることなのです。

 ということは30歳代で生命保険を入ってもらうと、ほとんど保険会社は保険金を支払うことはなく、大儲けをしているということです。

 本題の住宅ローン保険ですが、たまにご相談で住宅ローンを選ぶ際に、いろいろな保険がついているのが良いのではないかとおっしゃる方がいますが、私は本来の金利が有利な住宅ローンを選び、保険についてはオーソドックスな死亡時に保険金でローン残高を事実上帳消しにする団体信用生命保険(団信)で良いと思っています。


posted at 15:01:00 on 2008-06-06 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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