知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
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2008-04-11 所得補償保険と収入保障保険はどう違う

■【 所得補償保険と収入保障保険はどう違う 】

〇 収入保障保険と所得補償保険は、名前が似ていますが違う種類の保険です。収入保障保険は生命保険、所得補償保険は損害保険です。どちらも主な目的は同じで、一家の大黒柱が倒れたときに家計収入を保障します。

〇 収入保障保険は被保険者が死亡したときに保険金が支払われます。普通は年金払い方式などです。死亡保険金を分割払いする生命保険と考えればわかりやすいかもしれません。

〇 一方、所得補償保険は、被保険者が生きているときに保険金が支払われます。病気やけがにより長期間働けなくなったとき、給料と同じ感覚で月払いで保険金が出る商品が多いようです。

 日経新聞 2008/4/6 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 あまり聞かない名前の保険ですね。読めばだいたいの内容は分からないでもないのですが、所得補償保険と収入保障保険の違いを知っていても良いかもしれませんね。

 収入保障保険は生命保険の一種。普通、生命保険に加入している人であれば、あまり関係のない保険なのかもしれません。

 所得補償保険は、病気やけがで長期間働けなくなった場合の損害保険。病気やケガで働けなくなったとき、休業中の収入を補償してくれる保険です。仕事を休んだ場合に収入の補償がされない自営業者のニーズが高いようです。

 つい先日、建設関係で働くご主人が、ケガで2ヶ月働けない状態になってしまった知り合いがいました。その間の給料はでないので、保険に入っていればなぁ〜と言っていました。

 保険のことって何かきっかけが無いと思い出したり、見直したりしないものです。春のこの時期に、一度、自分が加入している保険の内容などを確認してみてもよいかと思います。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 私なりに違いをご説明したいと思います。

 ○収入保障保険

 支給条件
 基本的には死亡が条件です。

 たとえば、死亡保険3,000万円に加入する場合、1回で3,000万円の保険金が支給されるのが一般的ですが、これを収入保障保険にすると、同じ3,000万円の死亡保険でも毎月25万円を10年間支払うというように年金形式で保険会社が3,000万円の死亡保険金を支払うのが、収入保障保険です。

 こうすると、保険会社は一回で3,000万円の現金を支払わずに済むので、得をします。その分、同じ3,000万円の死亡保険でも、収入保障保険のほうは保険料が安く設定されています。

 ○所得補償保険

 支給条件
 仕事ができない状態

 医療保険の支給条件は入院であるのに対し、所得補償保険は入院が条件ではなく仕事ができない状態が支給の条件になります。

 厚生年金に加入しているサラリーマンの場合、この点は社会保障が手厚くなっていますが、自営業者は働けなくなったら完全にアウトです。

 ただ、所得補償保険は一般的に保険料が高いことと、支給される期間もあまり長くないのが一般的です。(長くすれば当然保険料が高くなる)

 老後の年金もそうですが、自営業者は自分の身は自分で守らないと、万一時には病気やケガに対するリスクはサラリーマンに比べたいへん大きなリスクをかかえています。


posted at 14:40:00 on 2008-04-11 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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