知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2008-02-01 国民の税や社会保障の負担、過去最高に

■【 国民の税や社会保障の負担、過去最高に 】

〇 財務省は、税や社会保障の負担の大きさを示す国民負担率が、2008年度に前年度より0・1ポイント高い40・1%になるという見通しを発表した。上昇は5年連続となり、最高を更新する。

〇 国民負担率は、国民の税負担と社会保障負担の合計が国民所得に占める割合。税の負担率は、法人税を中心とした税収の伸びが鈍るためわずかに下がるが、国民年金と厚生年金の保険料が毎年上がるため、社会保障の負担率は上がる。

〇 さらに、将来の国民負担になるという意味から国と地方の財政赤字を加味した「潜在的国民負担率」は、3年連続で横ばいの43・5%となる見通しだ。

〇 国民負担率を外国と比べると、経済協力開発機構(OECD)加盟国の数値(05年)で比較可能な28か国の中では、低い方から6番目となっている。

 読売新聞 2008/1/23 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 少子高齢化に伴い、年金や医療など社会保障費が増加したことが主因で、国民負担率が増加しているそうです。日ごろからあまり気にしたことがない数字ですが、結構な割合だったので驚きです。

 他国と比較すると、北欧では70%くらいあったりするので、日本は比較的国民負担率が低いとされていますが、単純に低い方が良いって話でもないようです。その分、自己負担があったりしますからね。

 これから先の社会保障制度を考えると、年々負担が増しそうな勢いです。20年後には、国民負担率が50%を超えるだろうとも言われています。なんだか真剣に老後が心配になってきてしまいますね・・。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 国民負担率(国民の税負担と社会保障負担の合計が国民所得に占める割合)が、2008年度に前年度より0・1ポイント高い40・1%。

 新聞やテレビ等で見聞きする所得という意味をみなさんご存知ですか。これは良くでてくる言葉なので是非正しく理解されていると良いと思います。セミナーの講師をしていると、大半の方が収入と所得を同じものと考えています。この違いは是非覚えておかれると良いと思います。

 収入=サラリーマンの方であれば年収を指します。源泉徴収表に書かれている一番大きな金額です。

 所得=これを説明するのは難しいのですが、商売をやっている人で例えると、売上から経費を引いた儲けに該当するものが所得です。サラリーマンの方は経費がないので、収入に応じて架空の経費を差し引かれた金額(計算式がきまっ
ている)が所得となります。

 良く所得に対してと見聞きしますが、所得に対する率ではほとんどの人がイメージがつかないはずです。

 上記を言い換えると下記のようになりこのほうがわかりやすいと思います。

 国民負担率(国民の税負担と社会保障負担割合)が、2008年度の年収に対して約25%。

 住宅ローンまたは賃料を年収の25%支払っている人は、年収50%で生活しなければならないと言うことです。当然この中から貯蓄も捻出しなければなりません。


posted at 14:15:00 on 2008-02-01 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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