知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2007-12-14 生命保険の相談 支払い基準の問い合わせ増

■【 生命保険の相談 支払い基準の問い合わせ増 】

〇 生命保険文化センターの発表によると、2007年度上半期に受けた生命保険に関する消費者からの相談件数は1317件で、前年同期に比べて67件減少した。

〇 最も多かったのは「生命保険の仕組み」に関する相談で、同98件増加した。中でも不払い問題が影響したのか、保険金や給付金の支払い基準についての相談が増えた。

〇 2位は「各種手続き」で、保険金や給付金の受け取り手続きや、契約内容を変更する手続きに対する関心が高かった。

 日経新聞 2007/12/10 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 今年騒がれた社会ニュースで国民年金の不払い問題がありましたが、これと同じく生命保険の不払い問題も衝撃的なものでした。生命保険会社38社の不払い合計は、131万件、964億円に達するそうです。数字だけ見ると、国民年金の不払い5000万件は本当に驚きですね。

 これだけ多くの不払いが生じると、自分は大丈夫なんだろうかと問い合わせが増えるのも分かる気がします。生命保険会社から送られてくる資料とかも、しっかり読んでみましたが、何となく不安は残りますね。

 年末調整の時期、一年間に支払った保険金額を書いたりしますが、結構な金額を支払っていることにも驚いてしまいます。先週の話題で、保険料が家計支出に占める割合は10%くらいとありました。

 支払われない不安もそうですが、まずは自分が加入している保険と保障内容をしっかり確認したいですね。保険が目的なのか、貯蓄が目的なのか。難しいと敬遠せずに、しっかり保険と向き合う時間も必要なのかもしれませんね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 年末調整の時期がやってきました。昨年と大きな違いは、次のとおりです。

 1)損害保険料控除がなくなり、新たに地震保険料控除ができました。よって今まで来ていた、損害保険料控除証明書は今年から来ません。

 2)住宅取得控除で控除しきれない税金は自分で市民税からこれを還付してもらう手続きをしなければなりません。

 国民年金の不払い問題も、生命保険の不払い問題も、年末調整の還付も、要は人任せではいけないということです。自分でどのような場合、いくらお金がもらえるかを認識していないと、不払いが起きた時に気がつきません。

 年末調整についても、出された情報が間違っている場合は指摘されますが、出てこない情報については、わざわざ教えてくれないのはあたりまえです。

 年末調整の仕事をしていると、みなさん無頓着に出されているケースが多いよう感じます。私は気がついたことは出来るだけ確認していますが、通常の会社給与担当では、出された扶養と保険申告書に従い処理するだけしかできません。

 やはり、知っていると知らないとでは大きな差がでます。


posted at 15:57:00 on 2007-12-14 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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