知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2007-10-12 年金記録漏れ5千万件、保険料納付は2兆超す

■【 年金記録漏れ5千万件、保険料納付は2兆超す 】

〇 社会保険庁は、5000万件に上る該当者不明の年金記録漏れ問題で、保険料の納付総額について「機械的に計算すれば2兆3500億円になる」との試算を明らかにした。

〇 150件の年金記録をサンプル調査した結果、1件当たりの保険料が平均約4万7213円になることから算出した。

〇 社保庁は約5000万件の記録のうち、氏名の記載がないなど欠陥があった約524万件から1000件をサンプル調査。この中で東京社会保険事務局分の150件について、保険料納付額を明らかにした。

〇 それによると、150件の保険料の納付総額は計708万1966円で、納付月数は計5527か月。平均納付月数は約37か月になる。

 読売新聞 2007/10/9 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 全国民の最大の関心事である年金問題ですが、記録漏れ5000万件の保険料納付が2兆円を超すってものすごい金額ですよね。これだけ大きなお金が宙に浮いているってことですもんね。

 これと併せて、消費税の増税って声も上がってきています。基礎年金の国庫負担引き上げの財源について、消費税でまかなうのが妥当だって意見もあります。いずれにせよ、この不祥事の穴埋めも血税なんですね・・。

 これだけ年金に対する不信感がつのると、老後の生活設計の考え方も変化してきますね。年金に頼らずに、自分で何とかできるようにしないといけないのでしょうか・・。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 無事カナダのバンクーバーから戻ってきました。2010年にオリンピックが開かれるそうです。

 さて、「機械的に計算すれば2兆3500億円になる」とは、とてつもない金額ですね。今まで、もらう年金について疑った人はほとんどいなかったでしょうし、疑い方もわからなかったのではないでしょうか。

 年金はやたらと複雑で、なかなか全部を理解することは難しいです。理由は生年月日や既婚・未婚・性別等によりルールが違い個別に対応しないと、正しい答えが出ないからです。

 そこで、基本の基本でこれだけはおさえておけば良いと私が考えていることをアドバイスします。

 それは、自分が年金を支払った年数と社会保険庁が把握している年数がほぼあっているかどうか確かめるだけで、まずはOKと考えてください。

 これは、社会保険庁に行けば、年金の加入履歴をもらえます。さすがに、何歳のころ自分は何をしていたか、だいたい思い出せるでしょう。年数がほとんどあっていれば、多分漏れてはいないでしょう。逆に数年の誤差があれば、疑いましょう。


posted at 15:31:00 on 2007-10-12 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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