知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2007-09-28 確率で考える医療保険の損得

■【 確率で考える医療保険の損得 】

〇 テレビ、雑誌などで医療保険の広告があふれている。がん保険などを除いてほとんどの医療保険は無制限に給付が続くわけではなく、60日型、120日型、365日型など一入院あたりの日数制限がある。どれくらいの日数を選ぶべきだろうか。

〇 まず全体の平均入院日数は35.7日。保険会社の宣伝などでときどき目にする数字だ。ただしこれには寝たきりの人の療養病床なども含まれている。普通の病気やケガで入院する一般病床の平均は19.8日で、全体の平均のほぼ半分だ。

〇 この数字も一部の長期入院で押し上げられている。そこで一般病床の入院患者数に占める入院日数ごとの患者数の累積割合を計算した。入院日数が2週間未満の比率が66.1%と大半。60日までで93.4%、一年で99.6%だ。

〇 単純にこれだけでは判断できないが、多くの入院は60日型でまかなえることは覚えておきたい。

 日経新聞 2007/9/16 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 そもそも保険の世界って確率で成り立っているように思えますが、思っていたよりも実際の入院日数って少ないんですね。驚きました。補償内容の入院日数が多ければいいってものでもないようです。

 入院日数以外にも色々と参考になるデータが載っていました。がん保険に関してですが、入院確率の男女比は50代まではあまり変わらないのが、60代以降は男性の入院確率が女性よりも大幅に高くなり、やがて2倍以上にも達するそうです。がん保険は、夫中心に考えた方が良いようです。

 自分の身の丈にあった医療保険ってどんな内容だろうか・・と考えてしまいますね。保険は安心を買う商品ですが、家計が厳しくなるのも違うし。その保険がそもそも必要なのかどうかも含めて、保険を見直してみてはいかがでしょうか?


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 今回は仕事でカナダからのメルマガになります。

 入院日数が2週間未満の比率が66.1%、60日までで93.4%という数字はとても参考になりますね。私は仕事がら、年齢別・病気別の入院日数の表をもっていますが上記はあたっていると思います。

 当然60日型、120日型、365日型とあれば、長いほうが断然保険料が高いに決まっています。ここでも保険会社は儲けているのです。

 FP知恵の木では、年齢別・病気別の入院日数の表を見せてから、医療保険を選んでもらっていますが、やはりこのような統計数字を見ると、FP知恵の木では60日型に入る方が多いのが現実です。

 中にはおもしろいものもあって、60歳までは30日で、60歳以降は90日というのもあり、以外とFP知恵の木では人気です。

 ちなみに、入院日数の平均を引き上げている病気は、精神的な病気だけです。精神的な病気を除いた、平均入院日数はグッーと下がりますよ。


posted at 15:26:00 on 2007-09-28 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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