知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2007-08-31 高齢者、新制度で負担増も

■【 高齢者、新制度で負担増も 】

〇 08年4月に始まる後期高齢者医療制度は、75歳以上の人を対象にした新しい制度です。

〇 現在は75歳以上になっても、国民健康保険や健康保険など現役世代と同じ医療保険に加入し続けていますが、新制度では75歳以上の人だけが入る医療保険を新たにつくります。

〇 75歳以上の人は誰もが保険料を納めなければならなくなるため、これまで納めていなかった人は負担増となります。

〇 新制度で保険を運営するのは都道府県別につくる「広域連合」という組織です。この広域連合に市区町村が加盟します。被保険者の保険料が年金から天引きされるのは現行の制度と変わりません。

〇 厚生労働省の試算では、平均的な額の厚生年金をもらっている人の場合、1ヶ月の保険料は6200円です。ただ、広域連合ごとに保険料の決め方を条例で定めるため、地域によって差が出てくるでしょう。

 日経新聞 2007/8/20 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 2008年度から75歳以上の高齢者を対象とする新しい高齢者医療制度が導入されることを知っているかというモニター調査では、6割強の人が「知らない」と答えたそうです。

 新制度では75歳以上の高齢者全員が保険料を払う必要があります。現行の制度では会社員の子どもに扶養されている場合は、保険料を払わなくてすみました。これは大きな負担増ですね。

 また、住んでいる地域によって格差もでてきそうですね。病気やケガの人が多く、医療費がたくさんかかる地域ほど、保険料が増えるとも考えられます。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 今と昔(10年以上前)とでは、ほんとうに税金や社会保険料(健康保険・年金)個人負担は大きく差があります。

 なぜでしょうか?答えは次のような理由があります。

 昔、日本国債(国の借金)を乱発して無駄な公共事業を行い、日本国が日本国の借金を返せないから(世界一で今も借金は増え続けている)。また、少子高齢化で若者が高齢者をささえきれないからです。

 この2つの事実は、今の読者が生きているうちになかなか解消されることはないと思います。

 ということは、我々の負担は益々増え、手取りが減るということです。

 文句を言っても、税金・社会保険料・消費税は上がります。文句を言っても解決はしません。

 しかし、これを後ろ向きにとらえてはいけません。事実は事実でしかたがないので、この条件で我々は幸福な一生を計画しましょう。


posted at 16:45:00 on 2007-08-31 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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