Jump to navigation
2007-07-13 年金のお知らせ 確認ポイントはココ!
■【 年金のお知らせ 確認ポイントはココ! 】
〇 公的年金の記録漏れ騒ぎが続いている。保険料を払っていたのに、その記録が行方不明になっていたら大問題。普段から送られてくる年金についてのお知らせや書類によく注意して、自己防衛に役立てたい。
〇 加入記録のお知らせは07年3月から35歳になった人にも郵送が始まっている。政府は加入記録漏れ対策の一環としてすべての年金受給者・加入者に「ねんきん特別便」と称して記録を送ることを決めた。
〇 特別便のあとは、20歳以上の全加入者に対して毎年誕生月に「ねんきん定期便」を送る予定。勤めていた会社名などはないが、加入期間や将来の見込み額などがわかる。会社名などが入った加入記録の一覧は35、45、58歳時に送る。
〇 加入記録を確認するとくには書類を見る前に自分で過去の職歴などを書き出しておいたほうがよい。きれいに印刷された書面を見ると無意識に正しいと思いがちだからだ。
日経新聞 2007/7/8 - より抜粋
■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】
宙に浮いた5000万件の年金記録漏れ問題。これまでも年金に対する不信感はありましたが、不安はつのるばかりです。
さて、年金に関する書類は、20歳の時からいろいろと送られてきます。一番大事なのは、60歳の時に送られてくる「国民年金・厚生年金保険老齢給付裁定請求書」という10ページ以上もある冊子状の書類です。
氏名や住所、基礎年金番号、過去の年金加入記録などがあらかじめ印字されています。必要事項を記入し、戸籍謄本や住民票など必要書類を合わせて送り返します。2ヶ月ほどあとで、年金が確かに支給されるという「年金証書・年金裁定通知書」がまた送られてきます。
転職して会社が変わった人、結婚して苗字が変わった人、厚生年金から国民年金に切り替わった人などは特に記録漏れの可能性が高いそうです。注意したいですね。
■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】
今日、別件で社会保険事務所へ行きましたが、年金相談コーナーは満杯でした。高齢者の方が多かったように思います。こんなので、社会保険事務所が商売繁盛してもうれしくないですよね。
それよりも、今回の年金騒ぎで国はいったいいくら使うのでしょうか?全部我々の税金ですよね。
政府は加入記録漏れ対策の一環として、すべての年金受給者・加入者に「ねんきん特別便」と称して記録を送ることを決めた、とありますが、これが到着すると、また社会保険事務所が商売繁盛するのでしょうね。
今回は、参考にならない文章になってしまいました。