知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
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2007-07-06 転換制度 どんな制度ですか?

■【 転換制度 どんな制度ですか? 】

〇 転換制度とは簡単に言うと、現在加入している保険を下取りしてもらい、同じ保険会社の新たな保険に加入し直すことを指します。

〇 現在の保険を解約したときに受け取ることができる解約返戻金や積立配当金を新たに契約する保険の保険料にあてることで、新規にその保険に加入するときより保険料は安くなります。

〇 転換制度のメリットは新たに別の保険会社の保険に入り直すのに比べ、解約料などがかからない点です。ただ結果的にデメリットとなる場合も少なくないので注意が必要です。

 日経新聞 2007/7/1 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 保険にこのような制度があるのを初めて知りました。現在の契約の積立部分や積立配当金を「転換(下取り)価格」として新しい契約の一部にあてる方法で、元の契約は消滅します。転換制度は同じ生命保険会社でなければ利用できません。

 保険の見直しといえば、他社の保険に加入し直すものとばかり思っていましたが、同じ会社で見直すという手もあるんですね。他社への入り直しと比べて解約料がかからないのはいいですね。

 しかし、転換制度を用いて新しい保険に加入する場合は、保険料は転換時の年齢で計算されます。予定利率も転換時の利率となります。これがデメリットになる可能性もあるので、慎重に検討すべきですね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 保険の転換制度はどんな時に利用するのか?答えは、今、加入している保険よりも条件がよくなる場合です。

 こんなことがあり得るのでしょうか?ほとんどありません。強いて言えば、超低金利時に加入した保険が高金利になった場合です。

 しかも、転換制度は同じ生命保険会社でなければ利用できません。保険料は転換時の年齢で計算されます。

 ということで、実態は保険会社の新規セールス手段で、ほとんどのケース、条件が悪くなっています。あたりまえですよね。これを保険会社はいい商品がでたので、転換して新規商品に加入しましょう、と勧誘します。

 基本的には、転換制度を使ってメリットはないと考えた方が良いでしょう。どうしても行う場合は、慎重に!


posted at 15:56:00 on 2007-07-06 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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