知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2007-05-11 生保 3年連続増配へ

■【 生保 3年連続増配へ 】

〇 第一生命保険、住友生命保険、富国生命保険の国内生保3社は、死亡保険など個人保険の契約者に支払う2006年度分の配当を前年度より大幅に引き上げる方針を固めた。増配は3年連続となる。日本生命保険、明治安田生命保険も増配を検討している。

〇 今年3月までの運用成績が好調だったため、契約者への還元を増やし、保険金不払い問題による顧客離れを食い止める狙いだ。

〇 生保の配当は、保険料の運用収益が契約時の想定を上回った場合、その差額の一部を契約者に支払うもので、契約内容に応じて異なる。

〇 富国生命のモデルケースでは、02年度に3000万円の定期死亡保険付き介護保険に加入した40歳男性の場合、年間保険料19万3000円に対し、配当は前年度の約9000円から約1万5000円に増額となる。

 読売新聞 2007/5/8 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 生命保険会社による保険金の不払い件数は、発表されるごとに件数が増えていて、100万件を超えそうだとの見通しです。事務処理のミスで支払われなかったケースや、保険金が支払われる可能性がありながら請求がないために支払っていなかった場合などもあるようです。

 保険金の不払い問題の影響が大きいのか、大幅な増配を検討しているとのこと。生命保険会社はどれだけ儲けていたのだろう・・と想像してしまいますが。増配そのものは良い話しなのですが、保険金の支払いという一番大事なところをしっかりして欲しいですね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 生保の配当と、生命保険を解約したときに戻ってくる解約返戻金と、区別のついていない方が多数いらっしゃいますので、復習をします。

 配当とは、利益の一部を還元することが一般的です。いちばんメジャーだと思うのが株の配当で、会社に利益が出た場合、会社の利益を株主に還元する。これが株の配当です。

 生保の配当は3つです。
 ・死差益
 ・費差益
 ・利差益

 何がなんだかわからないと思いますが、上から
 ・死亡予定人数が予定より少ない場合
 ・会社の費用予算が予算より下回った場合
 ・運用の利益目標が目標より上回った場合

 今回の生保増配は世界的な株の上昇によって、運用の利益目標が目標より上回った場合に該当します。

 逆の場合、生保は倒産寸前までいきました。これは日経平均が8000円の時です。ここ数年で日経平均も倍以上になったので、生保は生き返り、銀行も生き返り、我々の老後年金原資も生き返りました。

 最近、年金が老後もらえるかどうかわからないという話題はでませんよね。これは、すべて運用(株が上昇)で儲かったからです。

 これとはまったく別もので、生命保険を解約したときに戻ってくる解約返戻金があります。これは、自分の支払った保険料が積立られていて、解約の時に返してくれるものです。


posted at 15:24:00 on 2007-05-11 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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