知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
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2007-04-27 パートの厚生年金加入 長い目でみれば得

■【 パートの厚生年金加入 長い目でみれば得 】

〇 現在、パートの加入基準は、労働時間・日数が「正社員の4分の3以上」です。週30時間以上働くと、一般に加入義務が生じます。法案では「週20時間以上」を基本に、対象を拡大します。

〇 ただ、パートの多い外食・流通業の猛反対に配慮し、「月収9万8000円以上(残業代などを除く)」「勤続1年以上」「従業員300人超の企業」などの条件がつけられました。

〇 加入拡大については、パート自身からも「手取り収入が減る」などの反対がありました。このため、「パートにとって損」と思った人も多いでしょう。しかし、厚生年金加入は、長い目で見れば、得になる場合が多いのです。

〇 現在、自営業者の妻やフリーターなどは、国民年金の「第1号被保険者」として、月々定額(2007年度は1万4100円)の保険料を支払う義務があります。厚生年金に加入すれば、月収10万円の場合、現時点では保険料の自己負担が月7175円(事業主も同額負担)に減ります。

 読売新聞 2007/4/23 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 パート労働者の厚生年金への加入。色んな分野から反対があったみたいですが、法案は閣議決定されたみたいです。

 厚生労働省の試算では、現在は国民年金の自営業者の妻やフリーターでも、サラリーマン世帯のパートの主婦でも、長い目で見れば得になるそうです。

 例えば、1965年生まれで月収10万円のパートが、1年間、厚生年金に加入すると、年金額は年6300円程度増え、平均寿命までの総額は約16・4万円多くなります。

 新たに負担が生じるサラリーマンの妻の場合でも、将来的には受給額が多くなるそうです。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 パートの厚生年金加入は、我々消費者にとって得ですよ。企業が反対するのは、わかりますが、パート自身からも「手取り収入が減る」という理由で反対とはちょっと・・・。

 絶対的にお得なのは、やはり老後の年金支給額が少し増えることです。

 夫が自営業者の場合は超お得です。
 ・妻の国民年金を支払わなくてすむ。
 ・さらに、子供がいれば妻の健康保険に加入するほうが得かも
  (自営業夫収入による)

 国は、何を狙っているのでしょう。多分、国民年金の支払い率が悪いので、厚生年金にして会社から徴収しようと思っているのでしょうか。これならば、グッドアイデァですよ。理由は国と消費者両方がハッピーだからです。痛手をおうのは、企業ですが、メジャーな企業であれば儲かっているのでだいじょうぶでしょう。

 結局、大手企業はパートの厚生年金加入にもちこたえられますが、小企業では実現しないでしょう。


posted at 15:18:00 on 2007-04-27 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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