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2007-03-30 住宅ローン こう変わる こう変える
■【 住宅ローン こう変わる こう変える 】
〇 1950年の設立以来、住宅専門の政府系金融機関として日本の住宅ローン市場を担ってきた住宅金融公庫が3月末で廃止され、4月から独立行政法人「住宅金融支援機構」に生まれ変わる。
〇 「お任せローン」から「借り手が自らの金利観で選ぶローン」へ。ここ数年の住宅ローン市場の変化を一言で表すとこうなるだろう。
〇 借り手にとって、かつては借入時の金利が返済期間を通じて変わらない公庫の低利の「長期・固定金利型」融資を利用するのが一般的だった。
〇 ピーク時には市場全体に占める公庫のシェアは半分近くに達したが、公庫廃止で市場環境は激変。借り手がローンの善しあしを自ら目利きしなければならない時代に入った。
日経新聞 2007/3/25 - より抜粋
■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】
住宅金融公庫の融資以外でも、フラット35や民間金融機関の住宅ローンが様々あり、色んな選択肢が用意されていますね。金利だけではなく、融資限度額が10割だったり、手数料が安かったり。
超低金利と言われた数年前に比べると、徐々に住宅ローン金利が上昇してきています。大手都市銀行などでは、店頭表示金利から金利が優遇されたりするキャンペーンがあったり、その時その時によって自分に一番有利な借り方って違ってきます。金利上昇のリスクも考慮して、上手く選びたいですね。
国土交通省によると、05年度上期の民間住宅ローンの約7割が、10年未満の固定金利型だったそうです。2−5年の当初期間金利優遇型の人気は根強いようです。
■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】
金利が上昇してきましたので、これまで行っていた住宅ローン無料相談は、3月いっぱいで終了することにしました。これに変わり、4月より有料の住宅ローン相談のみとする予定です。
このような方に対してのサービスメニューを考えています。
1.自営や派遣社員・小さな会社の社長など民間の金融機関が住宅ローンを貸したがらない人に対し、住宅ローンを貸してくれる金融機関を探し、ご案内します。
2.住宅ローン利率の値引き交渉代行。住宅ローン利率を値引きしてくれるなんて、みなさんご存知ないですよね。実はするんですよ。
3.毎月の住宅ローン利率最低金融機関紹介。金利は金融機関ごとに毎月変わります。また、返済期間によっても、金利が金融機関ごとに違います。あなたの借り入れ条件で、有利な金融機関BEST3のような形でご案内する予定です。借り入れ期間別、最低金利BEST3のようなものです。もちろん、諸費用も加味します。
準備に少し時間がかかりそうなので、5月以降のスタートを予定しています。サービス開始の際には告知させていただきます。