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2011-09-30 子ども用医療保険 本当に必要?
■【 子ども用医療保険 本当に必要? 】
〇 ほとんどの自治体は、子どもが入院したり、通院する場合にかかる医療費を無料化する制度を設けています。住民サービスの一環で、子どもの医療費の助成を手厚くするのが最近の流れです。
〇 終身タイプの医療保険を子どもの時に入ると、保険料が安く済むと勧められる場合もあるようですが、家計が苦しいのに保険料を負担してまで入る必然性はないと思います。
〇 ただ、医療費が無料になる対象年齢は「3歳未満」だったり、「高校卒業まで」だったり自治体で違います。両親の所得などで制度の利用を制限する場合もあります。
〇 6歳未満(未就学児)までの自治体なら、子ども向けの共済の加入を検討しても良いかもしれません。負担は月1000円程度です。まずは自分が住む自治体が何歳まで対象かを調べて判断しましょう。
読売新聞 2011/9/13 - より抜粋
■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】
例えば、東京都では乳幼児医療費の助成(マル乳)や義務教育就学児医療費の助成(マル子)などの医療費を無料化する制度があります。
これらの制度で医療費、薬剤費等の自己負担額が助成されるので、子ども用の医療保険に加入しなくてもいいかもしれませんね。
まずは自治体の制度でどれくらい助成されるかを把握しておきたいですね。そのうえで、もしもの時の入院やけがに備え、月1000円程度のこども共済に加入しておくのもいいかもしれません。
■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】
ずばり我が家のこどもも加入しています。月々900円のこくみん共済キッズタイプで、入院1日5000円保障です。
おかげさまで一度もお世話になっていませんが、900円のお守り感覚で加入しています。
こくみん共済のほかに、JA共済・県民共済・生協などでも同じような保険料でサービスを提供しています。
子ども用医療保険が必要か否か、あまり議論するようなもの(月々900円ぐらいであれば)でもないと思います。
ご夫婦の判断でよいのではないでしょうか。