知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2011-07-01 年金繰り上げ受給の仕組みは?

■【 年金繰り上げ受給の仕組みは? 】

〇 年金といえば65歳から受け取れるもの、と思われがちですが、自分のライフスタイルに合わせて受給開始時期を最大で前後5年ずらすことができます。

〇 年金は1ヵ月繰り上げるごとに0.5%減額されます。受給を60歳に繰り上げた場合、5年早まるので30%減。一度変更すると減額は生涯続き、取り消せないので注意が必要です。

〇 一方、受給を繰り下げた場合、1ヵ月ごとに0.7%増額されます。受け取りを70歳に遅らせると、年金額は42%増えます。

 日経新聞 2011/6/26 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 年金の繰り上げ受給、繰り下げ受給という仕組みがあるのは初めて聞きました。受け取る時期を最大で前後5年変更することができるんですね。

 老齢基礎年金や老齢厚生年金の受給を早めると、障害基礎年金は受け取れません。寡婦年金の受け取る資格も失います。そうすると損をする可能性もあるので気を付けないといけないですね。

 一定の貯蓄がある夫婦の場合、一般的に女性は平均寿命が長いので、妻の分だけ受給を繰り下げるなど柔軟に対応するのもいいかもしれませんね。

 このような仕組みがあることは覚えておきたいですね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 年金繰り下げは年金額手取りアップの最終チャンスです。まず、繰り上げ受給はよほどのことがないかぎりおすすめできません。

 繰り下げはおすすめです。特に60歳〜70歳の間、収入に余裕がある場合は年金の繰り下げ受給を検討しましょう。

 例えば、民間の保険会社個人年金が満期になり、65歳から個人年金をもらえる人。65歳になっても、仕事をおこなっているので給与収入がある人。

 このような人は65歳から年金をもらうと、収入が合算されて税金や健康保険が高くなります。

 しかし、70歳までに就労が終了。70歳から繰り下げ受給の年金をもらえば、支払う税金や健康保険は低くおさえられ、さらに70歳から年金額42%も多く受給できます。

 65歳からの年金受給手続きについては、ひと工夫する最大のラストチャンスです。

posted at 13:12:00 on 2011-07-01 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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