知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2011-06-03 遺族年金をベースに備え

■【 遺族年金をベースに備え 】

〇 保険料を払って年金を受け取る公的年金制度は、老後の生活を支えるだけではない。公的年金には加入者が亡くなったときに遺族の生活を支える役割もある。それが遺族年金だ。

〇 遺族年金は1階部分と2階部分で遺族の範囲が違い、基本的には誰か1人が受給する。1階部分の遺族基礎年金を受け取れるのは、夫を亡くし、子どもがいる妻で、原則、年収850万円未満の人。

〇 妻が受け取る遺族基礎年金は原則的に子どもが18歳になった年度末で終わってしまうが、2階部分の遺族厚生年金は一部の人を除き、再婚したりしない限り一生続く。

〇 自営業者が遺族の備えを増やす方法の一つは任意加入の国民年金基金や個人型確定拠出年金だ。国民年金基金は加入者が死亡すると加入口数と期間などに応じて一時金を遺族に給付する。

 日経新聞 2011/5/29 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 万が一のことがあったときの備えとして、生命保険の加入は誰しも検討するところですが、公的年金の遺族年金を忘れないようにしたいですね。

 遺族年金の給付対象は複雑ですし、年齢や子どもの有無によっても変わってきます。公的な遺族年金は年金事務所や年金相談センターで、受け取れる金額の目安を確認することもできます。しっかり理解して確認したいですね。

 また、自営業者の方は2階部分がないので、会社員の方が遺族年金が充実しています。国民年金基金の活用や、生命保険のことも考えたいですね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 この日経新聞の記事はわかりずらくないですか。簡単に言うと、

 ・国民年金に加入中の人は、子供が18歳以下でなければ遺族年金はもらえません。また、子供が18歳を超えると支給はストップします。

 ・厚生年金加入中の人は、国民年金加入中と同条件の支給(1階部分)プラス、遺族厚生年金(2階部分)と両方もらえます。

 しかも遺族厚生年金(2階部分)は再婚しないかぎり一生もらえます。これが、厚生年金の保障が厚い理由です。また、生命保険に入るより、厚生年金に加入するほうが優先という私の理由です。

 ・年金受給中の人は、夫が厚生年金に25年以上加入していれば、妻は遺族厚生年金(2階部分)をもらえます。

 普通この年齢で18歳以下の子供はいないが、もしいれば(1階部分)ももらえます。

 会社に就職するとき、その会社が厚生年金に加入しているか否か、将来に大きく左右します。

posted at 12:15:00 on 2011-06-03 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

検索語句ランキング
  1. 睡眠預金 (510)
  2. 扶養範囲 (395)
  3. 個人年金 リスク (387)
  4. 人生にかかるお金 (375)
  5. 人生 費用 (343)
  6. 納税準備預金 メリット (310)
  7. 子供 育てる 費用 (234)
  8. エンゼル係数 (226)
  9. ニューナイスプラン (216)
  10. おねしょ妻 (176)