知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2011-04-22 知らないと損 高額療養費

■【 知らないと損 高額療養費 】

〇 大きな病気やけがをすると多額の医療費がかかり、生活設計が狂うこともある。負担を軽減できる公的な仕組みとして、上限額を超えて医療費を払った場合に還付される「高額療養費制度」がある。

〇 収入や年齢などに応じて1ヶ月あたりの自己負担の上限額が決まっています。自己負担額を超えている場合、超えた分を還付する仕組みです。

〇 知らないで申請しないと2年で時効になってしまうので要注意だ。領収書が手元になくても申請できることは意外に知られていない。医療費がかかったなと思ったらとにかく確認を。

〇 高額療養費そのものは知っていても、例えば世帯合算のことをしらなければ、本当は得られるはずの還付を受け損なう可能性も出てしまいます。制度全体の知識が大事です。

 日経新聞 2011/4/17 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 高額療養費という制度があって、医療費を多く払った場合に還付される仕組みがある、といった大まかなことは知っていましたが、細かな内容までは知らないものです。知っていたら大きく違うところなので把握しておきたいですね。

 まず、高額療養費の自己負担上限は、70歳未満と70歳以上で異なります。さらに所得によっても異なります。

 意外と知られていないのが、世帯合算が可能な場合もあることや、介護費との合算もできることがあります。

 このような還付をうける制度は基本的に自分から申請しないといけません。便利で有り難い制度ではありますが、知らないまま時効になってしまわないようにだけはしましょう。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 偶然ですが、年末・年始にかけ私の母が入院し、今日、母の高額療養費請求手続きをしに横浜保土ヶ谷区役所へ行ってきました。

 私の両親はこのような事務手続きは苦手だと言っていましたが、私の知る範囲大半の高齢者は税金・年金・健康保険等について苦手だと思います。

 70歳以上の場合、横浜市では外来で月12,000円、外来+入院で月44,400円(住民税を支払っていない低所得者の場合外来で月8,000円、外来+入院で月24,600円)を超えるとその差額が口座振り込まれます。

 健康保険については各市区町村でルールが異なりますが、横浜市保土ヶ谷区の場合、一度手続きをすれば後は自動的に高額療養費に該当すれば差額を口座に振り込んでくれるそうです。

 そこでご提案は、この手続きを自分の両親が行っているかどうか、みなさんがご両親の市区町村に行き確かめられてはいかがでしょうか。

posted at 12:02:00 on 2011-04-22 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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