知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2011-03-11 マイホーム取得、無理ない計画は?

■【 マイホーム取得、無理ない計画は? 】

〇 マイホームの購入に当たり、自分はどのくらいの金額までなら買って大丈夫かをまず検討することは非常に大切です。

〇 マイホームの適正購入金額を算出するには、まず頭金と親からの援助がどの程度見込めるかを見積もります。次に住宅ローンについては毎月返済できる金額から逆算して無理なく返せる借入額の見当をつけます。

〇 毎月の返済額は税金や社会保険料を差し引いた後の「手取り所得の30%以内」にするのが家計を圧迫せず、望ましいと思います。

〇 最近は30歳前後からローンを借り、返済期間を35年にする人が多いですが、30年以内にするのがよいでしょう。完済時期が60歳より前の方が老後設計にゆとりが出ると考えられるからです。

 日経新聞 2011/3/6 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 マイホーム取得にあたってはやはり住宅ローンのことが一番気がかりですよね。よく家賃は収入の3分の1に押さえることと言われていますね。その範囲で住宅ローンの毎月返済を考えましょう。

 借り入れ可能な金額はどれくらいになるでしょうか。返済期間を30年で考えると、例えば収入が30万円なら毎月返済は約10万円以内。金利3%で借りるなら2370万円まで借りても家計に負担にならない計算になります。

 このように家計に無理のない計画をしっかり立てて、マイホームを検討したいですね。

 また、マイホーム資金を親からもらう場合は非課税枠があります。きちんと把握しておきたい制度です。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 毎月の返済額を手取り所得の30%以内にする。これは大きなポイントです。

 手取りとは簡単に言うと、給与が銀行に振り込まれた金額です。給与からは、所得税・住民税・健康保険・年金・雇用保険と5つも天引きされているんですよ。

 32万5千円で独身だと、これら5つを引かれて手取りは25万円前後です。すると32万5千円給与の人は「手取り所得の30%以内」にすると、毎月のローン返済は7万5千円以内が理想ということになります。

 ところが銀行の住宅ローン審査では手取りではなく給与総額32万5千円の30%以内として融資枠が設定されます。

 これだから、返済できなくなる人がでてきてしまいます。銀行の査定でいくと毎月返済9万7500円までOKとなります。

 銀行も住宅ローン販売のノルマがあるので、毎月返済9万7500円の枠に収まるよう最長の35年ローンをすすめます。期間が短いと査定でとおらないのです。

 銀行が35年ローンを進めることは、あなたのためを思って言っているのではないことを理解しましょう。

posted at 11:48:00 on 2011-03-11 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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