知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2011-01-14 家計「より厳しく」4割 公的制度 低い信頼感

■【 家計「より厳しく」4割 公的制度 低い信頼感 】

〇 家計管理や老後の生活についてどのように考えているか。全国の男女1千人に調査したところ、約4割の人が今年の家計収支が昨年より「厳しくなる」と答え、8割弱が「老後の生活に金銭的な不安を感じる」と回答した。

〇 生活の安心を支えるために必要な年金や医療、介護などの社会保障制度への不安は依然として根強い。

〇 年金や医療といった社会保障制度の持続についての懸念は急速に高まっている。現在の社会保障制度があとどのくらい持続すると思うかを聞くと、「あと10年もたずに破綻すると思う」という回答が最多の45%。

〇 「老後の生活に金銭的な不安を感じるか」を聞くと、全体の4分の3の人が「とても不安を感じている」あるいは「やや不安を感じている」と回答し、「全く不安は感じていない」はわずか3%にとどまった。

 日経新聞 2011/1/9 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 毎年恒例で日経がおこなっている調査の記事です。全体的には昨年の調査とあまり変わらない結果となっていました。家計がより厳しくなる、と回答した人は昨年も今年もだいたい同じ4割でした。

 年金や医療、介護などの社会保障制度への不安も、昨年、今年も同じ。一年経っても、生活状況も、社会保障も何ら改善されていないってことですね。

 年金は不安という人は約95%にももぼり、社会保障制度が10年で破綻すると思う人が約45%もいます。もはや保障とは呼べない数字なような気がしますね。節約も何もできない部分なので、歯がゆいですね。

 今年も細かいところで支出を抑えてがんばるしかないのでしょうか、、


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 老後の金銭的不安を感じている人はFP協会の調査でも断トツでNo1です。ところが、不安だけもっていて対策を講じていない人も多数です。

 対策とはもちろん貯蓄の目標を決め、その目標に対し実行している人です。目標も現在45歳以下の人は、65歳の貯蓄残高を決めることです。

 理由は65歳から年金受給が始まるからです。アンケートでは2000万円〜4000万円の目標が多数をしめていました。

 人生の中でお金は使わなければならない時と、貯めなければならない時は、はっきりしているんですよ。

 子供の教育費と住宅ローンが重なる時代はお金が貯まらなくて良いのです。世の40歳代は一番お金が貯まらないのです。

 逆に、独身時代や子供が成人してからはお金が貯まらなくてはならない時代です。これを明確に理解し、65歳までの老後資金確保計画を作成しましょう。
これがライフプランです。

 65歳になると、突然3000万円持っているということはありません。今は昔とまったく状況が違います。

 失業率も日本は現在5%です。以前は2%以下が常識でした。アメリカや欧米はどうでしょう。失業率10%前後が今も昔もあたりまえです。

 現在の社会保障制度があとどのくらい持続すると思うかを聞くと、あと10
年もたずに破綻すると思うという回答が最多の45%だったとのことですが、このように答えている人は国民年金を払っていない人ではないでしょうか。

 社会保障負担は世界的に見て日本人個人の負担はとても低いんですよ。消費税5%も世界的にみてとても低いんですよ。10%や15%は世界的に見て常識です。

 日本も世界標準に近寄っていくことは避けられないと思います。これが社会保険の原資になるのも容易に想像がつきます。

 貧富の差が激しくなることは良くないとと言っても、世界的には貧富の差が激しくなっているのは現実です。自分の人生は自分で守らなければならないのが世界標準です。日本だけが例外という時代は終わりだと予想しています。

posted at 11:29:00 on 2011-01-14 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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