知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2010-12-17 50代のマネー術 老後の赤字に備える

■【 50代のマネー術 老後の赤字に備える 】

〇 50代になると、一番心配なのは老後のこと。自分の親との関係、子どもとの関係も変わってきます。今から備えておくべきことをご指南します。ほかの世代の方も必ず参考になります。

〇 定年後の生活設計をする際には、老後の生活費が月々どのくらいかかるかを考える必要がある。夫が65歳以上、妻が60歳以上で、夫婦2人だけの無職世帯では、消費支出が平均で月約23万円。税金や社会保険料などを合わせた総支出額は月約26万円。

〇 同じ世帯の平均収入は月約22万円。そのうち、公的年金を中心とした社会保障給付が月約20万円を占める。収入から総支出額を引くと、毎月約4万円の赤字が出る計算だ。

〇 赤字が月4万円余りということは、年間では約50万円。同い年の夫婦でともに80歳まで生きるとすれば、60歳から20年間の赤字総額は1000万円。

 読売新聞 2010/12/7 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 50代とは書いていますが、30代、40代の方でもとても参考になる内容
かと思います。

 老後の備えには貯蓄がいくらあればいいかという話題は何度か取り上げています。年金生活では毎月赤字なので、その赤字を補えるだけの蓄えが必要になるということですね。

 収入面を見てみると、厚生年金に加入していた人が受け取っている年金の平均額は月15万8806円。一方、国民年金の平均額は月5万3992円。

 サラリーマンの夫が厚生年金、専業主婦の妻が国民年金という組み合わせなら、2人合わせてそれなりに暮らしていける金額になりそうです。

 といっても、支出は人それぞれだし、年金も人によって受取額が大きく異なります。老後設計には、自分の年金額の把握が欠かせませんね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 厚生年金に加入していた人が受け取っている年金の平均額は月15万8806円というのはどこのデータからもってきたのかわかりませんが、年間190万円になります。

 現在もらっている人の平均だと思いますが、現在もらっている人は終身雇用で、ほとんどの人が1社で35年以上勤めあげた人々、さらに年収も高かった人々です。

 現在の20代・30代・40代で35年以上、厚生年金に加入する人はどれくらいいるでしょうか。転職があたりまえに行われる現在、かなり少ないと思います。

 ということは年金の平均額は月15万8806円。現在の20代・30代・40代ではこんなにもらえる人は少ないはずです。

 さらに年収も減っているので月15万8806円はトヨタ自動車に35年以上勤めるような人々のみになります。

 今は年金定期便が届きます。自分が65歳以降いくら年金がもらえるかも予想が立ちます。自分が65歳以降月15万8806円もらえるかどうか確かめてみてください。

 50歳をすぎてから生涯設計を考えても、修正できる期間が短すぎますよ。

posted at 11:22:00 on 2010-12-17 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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