知らなかった、というだけで、私たちは随分とたくさんの無駄遣いをしています。
お金・生活に関わる話題を取り上げ、夫婦で明日はわが身と考えてみる・・。
独立系ファイナンシャルプランナー 『FP知恵の木』の伊藤さんご協力のもと、
プロのアドバイスも聞くことができます。

2010-04-08 雇用保険の制度について

■【 雇用保険の制度について 】

〇 雇用保険は労働者が失業した場合だけ必要な給付をする制度ではありません。

〇 失業期間中の生活安定を確保する基本手当(失業手当)など「求職者給付」が大きな柱ですが、在職中の労働者が能力向上を目的に自ら職業に関する一定の教育訓練を受けた場合は「教育訓練給付」が支給されます。

〇 また、育児・介護休業中や60歳以上65歳未満で通常の勤務が困難になり賃金が大幅に減った場合に、その減少分の一部を補てんする「雇用継続給付」もあります。

〇 雇用保険は労働者を1人でも雇用する事業については原則として強制適用されます。

 日経新聞 2011/4/3 - より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 雇用保険といえば失業保険というイメージが強いですね。退職して次の就職までの間にお世話になる人が多いかもしれません。

 教育訓練給付は知っていましたが、これが雇用保険の制度というのは知りませんでした。雇用保険に加入しているからこそなんですね。

 教育訓練給付は、厚生労働大臣が指定した教育訓練を受けて修了した場合、その受講のために支払った教育訓練経費の20%に相当する額がハローワークより支給されます。

 ただし、その20%に相当する額が、10万円を超える場合の支給額は10万円とし、4千円を超えない場合は教育訓練給付金は支給されません。

 また、雇用継続給付という給与の一部を補てんする仕組みもあるんですね。


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 雇用保険と社会保険(厚生年金・健康保険)とでは手続きを行う場所が異なります。

 雇用保険に加入すると社会保険にも加入しないといけないと思っている小企業社長は多いのではないでしょうか。雇用保険はハローワーク、社会保険は日本年金機構(社会保険事務所)です。

 小企業の場合、社会保険に加入していない企業は多数ありますが(会社の社会保険負担が高いため)、雇用保険は社員を雇った場合加入したほうが良いと思います。

 大きな理由として雇用保険料はとても少額だからです。会社の負担も少ないですし、いろいろな特典が結構あります。

 雇用保険に加入すると社会保険にも加入しないといけないと思っている小企業社長は多いのではないでしょうか。

 特典例(詳細は省きます)

 ・今回震災で失業した人を雇った場合1人につき90万円もらえる。

 ・初めて育児休業社員が出て、会社復帰した社員がいる場合100万円もらえる(今回私の顧問先企業で100万円をもらう手続き中)

 もちろんお金をゲットするには苦手な事務手続きが必要です。

 日本の企業数のうち99%以上が中小企業です。中小企業の社長さんはこのような特典を有効に活用しましょう。

 問題はこのような情報を自分ではゲットできないことと事務手続きが苦手なことです。(ちなみに、税理士さんからはこのような情報は入ってこないと思います。畑が違うので。)

posted at 11:08:00 on 2010-04-08 by nmura - Category: 1, お金のトピックス

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